ソーシャルリクルーティングとは
ソーシャルリクルーティングとは一体どういうものだろうか。
FacebookやTwitterといったソーシャルメディアの隆盛とともに、2009年ころから、「ソーシャルリクルーティング」という言葉が使われるようになった。米国に始まり、ヨーロッパ、豪州など、主に英語圏でこのバズワードが広まりつつあるが、その実態はいまだ混沌としており、いったいこれが何を意味するのか、どのような効果があるものか、定まったものがあるわけではない。
ある定義では、
企業やリクルーターがFacebook、LinkedIn、Twitterその他のソーシャルメディアを利用して候補者を見つけるという採用の手法。
また別の定義では、
1 ソーシャルメディアを採用のツールとして利用し、
2 候補者のコミュニティを形作り、
3 候補者を「大勢のなか」からではなく「顔の見える人」として採用する、
一連のプロセス、といった具合。
他にも様々な人が様々な定義をしており、定義の柱と、その付帯をどこまで含めるか、といったところがバラバラな印象を受ける。
そこで本ブログでは、各国での事例を勘案したうえで、下記のような定義付けを試みたい。
企業/リクルーター側からみた採用活動及び求職者側からみた就職活動は、企業/リクルーターと求職者によるある種のコミュニケーション活動である。
そして、
テクノロジーの進展により、一般的なコミュニケーションの手法はここ数年で劇的に変化している。携帯電
話の普及。Skypeによる長距離通話。SNSによる、知人、未知人とのやりとり。twitterとともに登場したリアルタイムの概念。
これらのソーシャルメディアの本質は、オンラインでのリアルタイムの会話をともなう、人々のコミュニケーションのあり方の根本的なシフトである。
であれば、
そのコミュニケーションの変化に対応して、採用活動/就職活動も、自ずと変容していかざるを得ないのではないか。
すなわち、
ソーシャルリクルーティングとは : テクノロジーの発展とソーシャルメディアの拡大に伴うコミュニケーションの根本的な変化に対応した、採用活動/就職活動の考え方・手法
当然、この定義の中にも、いくつもの論点が存在する。それに先述の通り、ソーシャルリクルーティングの概念はまだ定まったものがない。この定義もあくまで現時点のものであり、適宜見直していくことにしたい。
本ブログでは、海外でのソーシャルリクルーティング事情を紹介しながら、日本におけるソーシャルリクルーティングの方向性や論点について考察していこうと思う。



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